国民運動「テレワーク・デイズ」に参加しました

掲載日:2018年8月31日

KCSは、本年4月より導入したテレワーク勤務制度に沿って、国民運動「テレワーク・デイズ」に参加しました。

テレワーク・デイズとは?

テレワーク・デイズとは、テレワークの全国一斉実施を呼びかけた国民運動のことです。この運動は、2020年東京オリンピックの開会式にあたる7月24日を「テレワーク・デイ」と位置づけ、昨年から始まりました。
本年は、7月23日(月)~7月27日(金)の間において、「7月24日(火)+その他の日」の計2日間以上を「テレワーク・デイズ」として実施されました。

テレワーク・デイズ

テレワークとは?

テレワークとは、インターネットなどを活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。KCSでは、専用の機器を使い外部から会社のパソコンへ接続することで、在宅勤務や出先での勤務を実現しています。
詳しくは、「多様な働き方推進に向けて“KCS版テレワーク”の運用を開始しました」をご覧下さい。

KCSの実施概要

テレワーク・デイズの狙いである、交通混雑緩和につながる在宅勤務を中心に、KCSでは全社挙げての参加をモットーとし、ほぼ全ての部署が参加しました。
また、出社困難者による長期間利用、現行では利用対象とならない社歴の浅い社員の参加など、トライアル要素も多く取り入れて実施しました。

テレワークで実施した業務

テレワーク・デイズ期間中は、KCSの強みであるシステム開発を中心に、以下のような業務をテレワークで実施しました。

開発業務

開発業務

システム設計、ホームページ制作、技術調査、プログラム解析、見積作成等営業支援 等

研修(新技術習得)

研修(新技術習得)

eラーニング等による研修

その他にも、資料作成(業務ルールの改定手続き、社内システムの操作説明書の作成 等)、電子申請/届出の処理(ワークフローによる諸届の登録・承認・決裁 等)を行いました。

テレワーク・デイズ参加者の感想

手応え

  • 技術習得のため集中して学習できたので効率が上がりました。
  • 電子申請/届出を処理する業務では、オフィスと遜色ない成果を残すことができました
  • 育児、介護のため、自宅に居る必要があった。家庭と仕事の両立ができて助かりました。
  • 通勤準備や通勤時間がない上に軽装なので体力的に楽でした
  • 怪我で一定期間出社困難となりましたが、オフィス業務全般を自宅で行うことができました。

意見・要望等

  • 在宅勤務は周囲の協力が不可欠なので、支援体制を明確にしておくことが必要だと感じます。
  • 帳票回覧はテレワークの妨げとなるので、今後は電子申請の拡充が急務だと思います。
  • 会社との連絡手段にチャットを導入すれば、業務効率が格段に上がるのではないでしょうか。(多数意見)
  • 自宅にPCの無い人が増えているので、機器の貸与があると良いと感じました。
  • 現行制度ではテレワークを実施するまでの手続きが煩雑なので簡便になると良いと感じました。

テレワーク普及への展望

今回、利用者から上がった意見や要望は、比較的容易なものもあれば、十分な検討を要するものもあります。また、今回の運動以外でも、「制度適用対象者の拡大」「タブレット端末による軽便なテレワーク」「TV会議の活用」「シェアオフィスの利用」等の様々な意見や要望が上がっています。
テレワーク導入グループでは、これからもテレワークの可能性を模索しながら一層の制度改善に努めてまいります。

記事担当:森(テレワーク導入グループ)

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